【映画感想】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol3のあらすじとおすすめポイント(ネタバレあり)

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映画は、洋画中心に年間約50本見ています。よく見る映画はド派手なアクションや学びのあるガールズエンパワーメントムービなど。Netflix、ディズニー+加入中。鑑賞済み映画のレビューやおすすめ映画をご紹介します!

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2023年5月に公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)最新作、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが早くもDisney+に登場するということで、改めて感想をアップしようと思います。私がMCUにハマるきっかけともなった「ガーディアンズ」シリーズの最終回であり、名監督ジェームズ・ガン氏のマーベルシリーズの事実上、最後の監督作。この映画の魅力を語っていきます。

クセが強くてワケありな銀河の落ちこぼれたちが結成したチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の活躍を描く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ第3弾。

アベンジャーズの一員としてサノスを倒し、世界を救ったものの、最愛の恋人ガモーラを失ったショックから立ち直れないスター・ロードことピーター・クイルと、ガーディアンズの仲間たち。そんな彼らの前に、銀河を完璧な世界に作り変えようとする恐るべき敵が現れ、ロケットが命を失う危機にさらされる。固い絆で結ばれた大切な仲間の命を救おうとするガーディアンズだったが、ロケットの命を救う鍵は、ロケット自身の知られざる過去にあった。

監督・脚本はシリーズを一貫して手がけてきたジェームズ・ガン。クリス・プラット、ブラッドリー・クーパー、ビン・ディーゼル、ゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン、デイブ・バウティスタ、ポム・クレメンティエフとおなじみのキャストも変わらず集結。

映画.com https://eiga.com/movie/95011/ より

事前に見るべき作品は?

MCU作品の一部である本作は、これが第3作目であることもあり、全てを楽しむためには見ておきたい作品がいくつかあります。最低限見ておきたい作品はこの4作。

見ておきたい作品
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
  • アベンジャーズ:インフィニティー・ウォー
  • アベンジャーズ:エンドゲーム

アベンジャーズは、MCU作品全てのキャラクター総出演の難易度高目な作品ですが、間違い無く面白いので是非見ることをおすすめします!また、アベンジャーズの2作品を見ないと、ガーディアンズ全2作との繋がりが途切れてしまうので、是非見たい作品です。

また、見る必要はないけど、ガーディアンズの魅力にズッポリハマってしまったらおすすめしたいのがこの2本。

ガーディアンズ好きにおすすめ
  • アイ・アム・グルート
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデースペシャル

ガーディアンズチームのクイル以外に焦点を当てたこの2本は、それぞれのキャラクターが大好きになること間違いなしな作品です。全てディズニープラスで見ることができるので、一気見してはいかがでしょうか。

おすすめポイント

大傑作の完結編

宇宙の落ちこぼれチームがヒーローとなる大人気シリーズの第3弾にして、完結編。この愛すべき彼らの勇姿も見納めになると思うと、絶対に見逃せないという気持ちが強くなってしまいます。また、監督であるジェームズ・ガンはポップミュージックを効果的に映画に取り込み、往年のポップミュージックを映画挿入歌とする一大ブームを巻き起こした張本人でもあります。
そのため、本作も作品内で流れる音楽は、非常に魅力的で作品内でのメッセージ性とも相まって、是非とも映画と一緒にサントラも聴き込みたい内容になっています。

また、本作は主人公は宇宙人に攫われた地球人ヒーローのピーター・クイル(クリス・プラット)でありながら、フィーチャーされるのはその仲間のアライグマのロケット。ガン監督自身、自己投影をするほど気に入っているというこのキャラクターが今回の真の主役となっていきます。

前作を思い出させるニクい演出

シリーズ最終作ということもあって、今までのシリーズとの比較や、思い出させるような演出が散りばめられていて、ファンであるほどエモい気分に浸ることができます。ヨンドゥのシーンはもちろんですが、1作目では危険な橋を渡ることをめちゃくちゃ躊躇していたメンバーが一も二もなく仲間のために犠牲を払おうとするシーンは本当に心に迫るものがありました。

しかし一方で、かなり内輪な話になってしまっているので彼らのヒーロー性という部分では多少ブレた表現もされていたのは残念ポイントでもありました。

痛々しすぎるシーンとギャグシーンのバランス!

本作の真の主人公であるロケットの過去は、かなりトラウマになるレベルの痛々しいシーンが多く、「アライグマとカワウソに泣かされた〜」という感想も多くあるほどです。私も動物虐待は、どんな残虐なシーンよりも不快感が強く出てしまうので、もう見たくないと思うところも多々ありました。

しかし、その一方でガン監督らしいギャグシーンは盛りだくさんで、そのバランスが非常に秀逸。馬鹿馬鹿しくなりすぎず、辛くなりすぎず、不謹慎になりすぎず…。本筋がハードなだけに救いになるような楽しいシーンが散りばめられているので、安心して楽しむことができます。

キャラクターたちの成長に泣かされる

感想を語る上で欠かせないのがキャラクターたちの成長です。中でも特筆したいのがネビュラ。1作目ではヴィランとして登場した彼女ですが、3作目ではガーディアンズのメンバーの一員に。最初の頃は冷徹な印象が強かったものの、今作では誰よりも「ロケットを救いたい、仲間を助けたい」という思いが強く描かれていて、本当に感動的でした。

また、ずっと「自分はアライグマじゃない」が口癖だったロケットが自らを肯定し、「アライグマだ」と名乗る場面も非常に感動。自己発見、そして完璧からの解放。そんなストーリーにかなり泣かされました。

吹き替え声優も豪華!

吹き替え声優がかなり豪華なところも今作の魅力です。そもそも、主人公のピーター・クイルは山寺宏一さん、ロケットは加藤浩次さん、グルートに遠藤憲一さんとかなり豪華だったのですが、新キャラクターとして武内俊輔さんや悠木碧さんなども加わり、ますます豪華に。

武内俊輔さんは、モノマネ番組で山寺宏一さんのマネをしていることもあるので、声優としての共演は果たしてどんな感じになるのかも気になるところ。
ディズニーを支える二代声優の共演に目が離せません!

最後に

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol3はかなり見所の多い作品です。まだ他の作品すら見たことない、という方もこれを機にチェックしてみてはいかがでしょうか。暑すぎてなかなか外に出られない場合にもおすすめです。

8/2から、ディズニー+でチェックすることができます。劇場に足を運べなかった、吹替版を見そびれた、という方もディズニー+に登録して、是非見てみてください。

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