今回、私はJAL系列の新しいLCC・ZIPAIRを利用してロサンゼルスまで行ってきました。非常に安価なLCCですが、十数時間に及ぶ海外へのフライトに利用するのは少し不安もあるのも事実だと思います。今回は実際に乗ってわかったZIPAIR体験記をシェアしたいと思います。
ZIPAIRとは?
ZIPAIRとJALグループが運営する”New Basic Airline”です。フルサービスでも、ローコストキャリアでもない新しいキャリアであることを謳っています。
ZIPAIRでは「何もついていない」LCCとは異なり、自分で必要なものだけを必要な分だけ追加してカスタマイズして利用することが可能です。少しお金を払えば、ビジネスクラス相当のシートで移動することも可能ですし、徹底的に節約したければ食事の提供もカットして、驚くべき格安価格で海外まで行くことができるのです。
実際にどれくらい安いの?
では、実際にはどれくらい安くなるのでしょうか。実際に、2022年11月3日〜11月8日の日程でロサンゼルスへ行った私がかかった価格は
食事付き・受託手荷物1個・燃油サーチャージ込み
約112,000円
(往復・1人あたり)
閑散期ではありますが燃油サーチャージも込みでこの価格はかなりお安め。JALやANAを取ろうとすると、燃油サーチャージ代だけで10万円ほどする場合も…。日本のサービスを受けながら、この価格で行けるのであればかなりお得です!
ZIPAIRの特徴は?
すべて自分でカスタマイズ!
ZIPAIRの特徴の一つ目は、自分の必要なものに合わせてカスタマイズできる点です。最安値で片道40,000円ほどの運賃に食事をつけるか、手荷物を預けるか、アメニティはいるかなど細かく自ら選択できます。
また、フルフラットとなる座席もあり+50,000円ほどで利用も可能。この座席を選択しても、JALやANAでエコノミーで行くのと変わらないくらいの金額となるのです。
座席はどんな感じ?
こちらがZIPAIRのスタンダード席。座席の感じは普通の航空会社のエコノミーと変わりはありません。新しい航空会社ということもあってか、座席も清潔感があり、非常に好感が持てました。
私は、飛行機に乗るときにほとんど機内食は食べない派だし、
寝ているときにやってくるお茶やコーヒーのサービスも少し煩わしく感じてしまうので、
このシステムは本当に良かったです!
アメニティーの購入は超オススメ!
フルサービスキャリアではレンタルさせてくれるブランケットなどは用意されておらず、約2,500円で購入する必要があります。
どれもしっかりしていてデザインもGOOD。1回きりしか使用できないようなものではなく、スリッパに関しては滞在先のホテルでもずっと使っていました。2,500円と安価なので、どれか一つでも買い替えを検討しているなら、ZIPAIRで頼んでしまった方が断然お得です!
注意点
ここからは、ZIPAIRを利用する際の注意点です。
座席前の画面はなし!
注意点の一つ目は、移動中に見ることができる映画や音楽のための画面がないことです。そのため映画を見たいのであれば自分でタブレットを持っていく必要があります。ZIPAIR内では無料のWi-Fiの提供もあり、自身で加入しているサブスクなどの利用が推奨されています。
Wi-Fiはかなり微弱。映画はダウンロードが必要かも
次に気をつけたいのが、無料のWi-Fiが付いてはいますが電波はやや微弱で、サブスクでの映画の視聴をすることはできませんでした。また、サブスクによっては位置情報により「日本独自の」無料配信は視聴できなくなってしまっていたので、見たい映画がある場合にはあらかじめダウンロードしておくことをオススメします。
私は、AmazonPrimeでドライブ・マイ・カーをダウンロードしていきましたが、この映画のプライム配信は日本だけだったのか、通信環境で鑑賞することはできませんでした。
マジでダウンロードして行って良かった…!
しかし、YouTubeや音楽の配信は問題なく聴くことができたので、思慮すべきは映画系サブスクだけかもしれません。
まとめ
総合的に見て、私はかなりZIPAIRはオススメできます!
今回は閑散期ということもあってかとても空いていて、隣が空席だったのでより一層快適に海外へ行くことができました。価格も安く抑えられ、必要なものだけをトッピングしていくやり方はとても好感!
食事やアメニティーは直前まで追加が可能なので、やっぱり必要だと感じて航空券を買ったときについたポイントでアメニティーも後から付けました。
そんな新しくてお得なZIPAIRはロサンゼルスだけでなく、ハワイやバンコクなどもいくことができます。ぜひ旅行の際には利用してみてはいかがでしょうか。
ZIPAIRのHPはこちら↓
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