映画の世界には、男同士の熱い友情(ブロマンス)が描かれた作品や、男同士だけでなく、性別を超えて強い絆で結ばれたバディ作品がたくさんあります。
今回は、私が独断と偏見で是非みてほしいオススメのブロマンス・バディ作品をご紹介します。
アンチャーテッド
概要・あらすじ
2022年公開
監督:ルーベン・フライシャー
出演:トム・ホランド、マーク・ウォルバーグ
トレジャーハンターのネイサン・ドレイクが伝説の秘宝や古代都市の謎に挑む人気アクションアドベンチャーゲーム「アンチャーテッド」シリーズを、トム・ホランド&マーク・ウォールバーグの共演で実写映画化。ニューヨークでバーテンダーとして働くネイサン・ドレイク(ネイト) は、器用な手さばきを見込まれ、トレジャーハンターのビクター・サリバン(サリー) から、50億ドルの財宝を一緒に探さないかとスカウトされる。ネイトは、消息を絶った兄のことをサリーが知っていたことから、トレジャーハンターになることを決意する。同じく財宝を狙う組織との争奪戦の末に、手がかりとなるゴールドの十字架を手にしたネイトとサリーは、500年前に消えたとされる幻の海賊船へとたどり着くが……。マーベル・シネマティック・ユニバース版「スパイダーマン」シリーズで知られるトム・ホランドがネイト、「トランスフォーマー」シリーズのマーク・ウォールバーグがサリーを演じる。監督は「ヴェノム」「ゾンビランド」のルーベン・フライシャー。
https://eiga.com/movie/95975/
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3.8 | 3.8 | 3.6 |
オススメポイント
蒸し暑い夏、外は晴れているけど暑すぎて出たくはない。でもせっかくの夏休みだし、何か楽しいことは思う存分味わいたい。家族みんなで楽しい気分になれたら最高なのに。
そんな日にオススメしたいのがこのアンチャーテッド。難しいことは一切抜きで、クーラーにあたりながら最高の冒険に出かけることができます。また、最初はイマイチ噛み合わないトム・ホランド演じるネイトとマーク・ウォルバーグ演じるサリーが、出し抜いたり出し抜かれたりしながら、少しづつお互いを理解していく様には胸が熱くなります。最高の映画体験になること間違いなし!
ヴェノム シリーズ
概要・あらすじ
ヴェノム(2018年) 監督:ルーベン・フライシャー
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年) 監督:アンディー・サーキス
出演:トム・ハーディー、ミシェル・ウィリアムズ 他
スパイダーマンの宿敵として知られるマーベルコミックの人気キャラクター「ヴェノム」を、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「ダンケルク」のトム・ハーディ主演で映画化。サム・ライミ監督作「スパイダーマン3」にも敵として登場したヴェノムを、「ゾンビランド」「L.A. ギャング ストーリー」のルーベン・フライシャー監督のメガホンで、新たなダークヒーローとして描く。「誰もが望む、歴史的偉業」を発見したというライフ財団が、ひそかに人体実験を行い、死者を出しているという噂をかぎつけたジャーナリストのエディ・ブロック。正義感に突き動かされ取材を進めるエディだったが、その過程で人体実験の被験者と接触し、そこで意思をもった地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまう。エディはシンビオートが語りかける声が聞こえるようになり、次第に体にも恐るべき変化が現れはじめる。
https://eiga.com/movie/88636/
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3.8 | 3.7 | 3.5 |
公式も認めるブロマンス…
続いて紹介するのは、公式も認めるブロマンス映画の「ヴェノム」です。主演のトム・ハーディはヴェノムとエディについて「夫婦」とまで表現。誰もが認めるブロマンス作品です。ちょっと怖い見た目のヴェノムですが、映画を見終わる頃にはなぜかかわいく見えてしまう不思議現象がおきます。結構チートなのにエディの意見を尊重するかわいいヴェノムと、結局ダメ男なエディのコンビ愛に悶えてほしいです。
キングスマン
概要・あらすじ
監督:マシュー・ヴォーン
出演:タロン・エガートン、コリン・ファース
「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファース主演、「キック・アス」のマシュー・ボーン監督&マーク・ミラー原作によるスパイアクション。表向きは高級スーツ店だが実は世界最強のスパイ組織「キングスマン」で活躍する主人公ハリー・ハートをファースが演じ、ハリーに教えをこう若きスパイのエグジーに、新星タロン・エガートンが扮する。その他、マイケル・ケイン、マーク・ストロング、サミュエル・L・ジャクソンらが共演。ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、スパイ組織「キングスマン」の一員として活動しているハリー。ある日、組織の一員が何者かに殺されてしまい、その代わりに新人をスカウトすることになる。ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、密かにその成長を見守っていたエグジーをキングスマンの候補生に抜擢する。一方その頃、頻発する科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタインが、前代未聞の人類抹殺計画を企てていた。
https://eiga.com/movie/81623/
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4.1 | 4.2 | 4.0 |
笑ってしまうほどの過激表現と、いけてる紳士に酔いしれる!
なんと言ってもこの作品の良さは笑ってしまうほどの過激表現!こんなことしちゃってもいいのか!?と思うほどのアクションが盛りだくさんです。
もちろん、未熟な若者と熟練でずとかっこいい上司のコンビは最高で、1作目でスパイ組織「キングスマン」に加入することとなる主人公の成長や、上司をコピーしていく様はキュンキュンすること間違いなしです。
“Manner makes a man.” このセリフを、自分でも言いたくなっちゃうほど夢中になること間違いなしです。
オーシャンズ8
概要・あらすじ
監督:ゲイリー・ロス
出演:サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ
スティーブン・ソダーバーグ監督が手がけ、主演のジョージ・クルーニーほかオールスターキャスト共演で話題を集めた「オーシャンズ」シリーズを、新たにオール女性キャストで描くクライムエンタテインメント。クルーニーが演じたダニー・オーシャンの妹デビー・オーシャンが主人公となり、女性版オーシャンズが結成される。史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」を率いたカリスマ的リーダー、ダニー・オーシャンの妹デビーが仮釈放された。出所したデビーは犯罪プロフェッショナルである7人の女性に声をかけ、ニューヨークで開催される世界的ファッションイベント「メットガラ」の会場で1億5000万ドルの宝石を盗み出すという前代未聞の計画を実行に移す。デビー役のサンドラ・ブロックほか、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーター、歌手のリアーナら豪華女優陣が顔をそろえる。ソダーバーグがプロデュースを務め、「ハンガー・ゲーム」のゲイリー・ロスがメガホンをとった。
https://eiga.com/movie/86216/
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3.8 | 3.5 | 3.4 |
かっこいい女たち…ブロマンスでなくシスマンス!
ブロマンスではくシスマンス映画。サンドラ・ブロックとケイト・ブランシェットの友情と華麗な泥棒テクニックにも魅了されてしまいます。
また、この2人の友情だけでなく、アン・ハサウェイのキャラクターの立ち位置や他の仲間たちもみんな魅力的です。この映画を見ると、どんなに蒸し暑い日本の夏だろうと、おしゃれをして颯爽と女友達と街を闊歩し、飲みに行きたくなってしまいます。
ズートピア
概要・あらすじ
監督:バイロン・ハワード、リッチ・ムーア
出演:ジニファー・グッドウィン(上戸彩)、ジェイソン・ベイドマン(森川智之)
動物たちが高度な文明社会を築いた世界「ズートピア」を舞台に、ウサギの女の子ジュディが夢をかなえるために奮闘する姿を描いたディズニーアニメーション。監督は「塔の上のラプンツェル」のバイロン・ハワードと「シュガー・ラッシュ」のリッチ・ムーア。どんな動物も快適な暮らしができる環境が整えられた世界。各々の動物たちには決められた役割があり、農場でニンジン作りに従事するのがウサギの務めだったが、ウサギの女の子ジュディは、サイやゾウ、カバといった大きくて強い動物だけがなれる警察官に憧れていた。警察学校をトップの成績で卒業し、史上初のウサギの警察官として希望に胸を膨らませて大都会ズートピアにやってきたジュディだったが、スイギュウの署長ボゴは、そんなジュディの能力を認めてくれない。なんとかして認められようと奮闘するジュディは、キツネの詐欺師ニックと出会い、ひょんなことからニックとともにカワウソの行方不明事件を追うことになるのだが……。第89回アカデミー長編アニメーション賞受賞。
https://eiga.com/movie/81260/
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4.0 | 4.3 | 4.1 |
ディズニーが生み出した最高のバディ
ディズニーアニメーションスタジオが生み出した最高の男女バディー映画です。男女バディですが、決して恋愛的な空気にならないのがいいところ。正義感が強い新人警官と詐欺師というコンビも、誰もが好きになってしまう設定で、関係性萌え大好きな方には本当にオススメ。
またそれだけでなく、さまざまな差別に対する気づきを与えてくれます。全てのキャラクターが動物たちの擬人化だからこそ、現代社会に溢れている無自覚な色眼鏡や差別が奇妙なこととしてわかりやすく表現されていて、全人類が見るべき傑作。
TENET
概要・あらすじ
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ジョン・デヴィット・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・ビデッキ
「ダークナイト」3部作や「インセプション」「インターステラー」など数々の話題作を送り出してきた鬼才クリストファー・ノーラン監督によるオリジナル脚本のアクションサスペンス超大作。「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」というミッションを課せられた主人公が、第3次世界大戦に伴う人類滅亡の危機に立ち向かう姿を描く。主演は名優デンゼル・ワシントンの息子で、スパイク・リー監督がアカデミー脚色賞を受賞した「ブラック・クランズマン」で映画初主演を務めたジョン・デビッド・ワシントン。共演はロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、アーロン・テイラー=ジョンソンのほか、「ダンケルク」に続いてノーラン作品に参加となったケネス・ブラナー、そしてノーラン作品に欠かせないマイケル・ケインら。撮影のホイテ・バン・ホイテマ、美術のネイサン・クローリーなど、スタッフも過去にノーラン作品に参加してきた実力派が集い、音楽は「ブラックパンサー」でアカデミー賞を受賞したルドウィグ・ゴランソンがノーラン作品に初参加。
https://eiga.com/movie/92400/
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4.0 | 3.7 | 3.7 |
ラストシーンを理解すると涙なしではいられない
最後に紹介するのは、コロナ禍に公開され、2020年唯一の洋画超大作と言っても過言がないこの作品。タイムトラベルモノでありながら、そのルールは非常に複雑。しかしそのタイムラインを理解すると、とてつもないブロマンスに出逢います。
2022年には「ザ・バットマン」で主演を務めたロバート・パティンソンと、ジョン・デイヴィッド・ワシントンのコンビネーションが複雑な物語を盛り上げてくれています。あとはなにを書いてもネタバレになってしまいそう…。この作品のバディ愛は、是非とも作品を見て確かめてもらいたいところ。
最後に
いかがでしたでしょうか。是非ともこの夏は、バディ愛を感じてより熱くなってみてはいかがでしょうか。他にも、「強い女性が出てくるオススメ映画」なども紹介しています。こちらも合わせてみてみてください。
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